現・ITF総裁のトラン・クァン師賢(8段)がカナダより来日されたのに伴い、有級者及び有段者を対象とするセミナーが日本協會の主宰で開催されました。
トラン・クァン総裁と共に来日されたのは、カート・オッテセン師範(カナダ・5段・ITF技術委員)、及びノーマン・バーナード師範(オーストラリア・現ITFフィリピン代表・4段)。
初日の有級者対象セミナーでは、トラン・クァン総裁が、故チェ・ホンフィ総裁とともに、17年間の月日をかけてその開発に携わった「サイン・ウェイヴ」についての理論的説明に始まり、その実践及び練習方法、基本動作における腰の動き、型での動作の種類等、詳細な説明を交えての練習でした。
実際にカナダの代表チームの監督をしたときの経験を生かしたトゥルの練習方法など、非常に目新しく、興味深い内容のセミナーでした。