第16回世界テコンドー選手権大会
2009年12月11日
開催日時 2009年11月26日~29日 |
開催場所 アルゼンチン・マルデルプラタ |
主催 国際テコンドー連盟 |
去る12月26日より30日までにかけて、アルゼンチン・マルデルプラタ市にて第16回世界テコンドー選手権大会が開催されました。 本協会からは韓国代表選手1名を含む総勢11名の選手団が組織され、この大会に挑むこととなりました。 世界83ヶ国から集う大きな大会でありましたが、南米の地で開催されるだけに身体能力の高い南米選手の活躍が目立っていた印象を受けました。 日本選手団の入賞は惜しくも叶いませんでしたが、その内容と技量の高さは海外の師範たちからは好評価を受けるところとなりました。 (※結果はITFオフイシャルページにて閲覧可能) 日本の選手たちは、おそらく「長旅に耐えることも試合の内」だと思い知らされたことでしょう。 今大会競技で特に印象的だったことは、世界各国におけるトゥル技術の向上とスパーリングにおける強打への厳しい減点判定があげられます。 これはITF技術委員会によるこれまでの各国における精力的な技術セミナーによるところが大きいものと感じています。 本協会は「世界規格」をより正確に把握すべく来年のワールドカップ(米国・ラスベガス)前に世界の有力なマスターを招き入れよりきめの細かい 技術を整えると同時に国際審判養成の機械へ積極的に触れて行きたいと考えています。 今後、開催の予定されている国際大会は、ワールドカップ:アメリカ(ラスベガス)→ブラジル(都市未定)→ジャマイカ(キングストン)/ 世界戦主権:ニュージーランド(ウェリントン)→スペイン(ベニドルム)→イタリア(ヴェネチア)と決定されています。 日本選手団の入賞をめざしてこれからも頑張って行きたいと思います。 世界戦へ参戦された選手たちは、片道40時間を越える長旅のところ本当にお疲れ様でした。 |
師範 金 省 徳
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