2020年 新年のご挨拶 忠岡信彦 会長より
2020年1月3日
ご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
令和最初の新年を皆様はどのように迎えられましたか。
昨年も国内各地の多くの大会に加えてドイツの世界選手権大会、ウズベキスタンの国際大会など多忙な1年でした。 参加された選手の皆様や関係役員の皆様のご尽力に感謝申し上げます。新しい時代を迎え、心を新たにITFテコンドーのより一層の発展のために、今年も皆で力を合わせ頑張って行きましょう。
昨年末からこの新年にかけてITF総裁のパウル・ヴァイラー師聖が来日され、日本のテコンドーの状況等について視察されるとともに岐阜本部道場においてセミナーを開催して頂きました。セミナーに参加出来た幸運な方々は総裁から直々の指導を受け、総裁のお人柄からITFの偉大さを知り、テコンドーに対する理解もいっそう深められたことと思います。どうかその経験を、それぞれの道場での後進の育成にぜひ役立てていただきたいと思います。
総裁の東京滞在中、金省徳師賢とともに私も行動を共にする事が出来ました。ITFの今後の発展には東アジアが最重要であると考えておられること、4月にはソウルにおいてテコンドー生誕65周年記念式典を行うこと、韓国に新規支部を創設してテコンドー母国への凱旋を果たす予定であることなど多くのお話を伺うことができました。その中で私たちITF日本協会にも重要な役割を果たすことを期待されていると繰り返し語られたのが印象的でした。世界全体でみれば私たちは規模において決して大きな勢力ではありませんが、組織運営の確かさ、指導層の質の高さなどを評価して頂いたゆえに信頼と期待を寄せられたのだと思います。私たちの責任も重大でありますが、期待に応えるためには、何よりも先ず日本国内のより一層の充実と発展を果たすことが重要となります。会員の皆様には今年も絶えることのない修練と普及活動を継続して頂けますようお願い申し上げます。
皆様にとりまして、この新しい年が飛躍の年となりますよう心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
(社)日本ITFテコンドー協会 会長 忠岡信彦