西村千絵子指導員 オランダカップ参戦レポート
2016年7月25日
大阪淀川テコンドークラブから西村千絵子指導員が 世界の強豪が集う「オランダカップ」に出場し、 昨年に引き続き、女子一段トゥルで銀メダルを獲得しました。
また「世界の代表チーム」にも選ばれ、型一段の対抗戦で見事、勝利しました。 国際大会に積極的に出場している西村指導員。
今後の活躍がますます期待できそうです。
~~~以下、西村指導員のレポート~~~
6月18日と19日にオランダのデルフトで「オランダカップ」が開催されました。 ヨーロッパを中心とした16ヵ国から600名ほどの選手が集まり、私も去年に続き、日本から参加させていただきました。
ヨーロッパは陸続きで、行き来が比較的容易であることから、普段から国同士の交流の機会が多いそうです。その中でもオランダは各地からのアクセスもよく、大会に人が集まりやすいとのこと。出場者にはヨーロッパ大会や世界大会で上位に入る実力者も多く、準備の時点から緊張感がありました。
今回の試合で私が出場したのは、女子一段トゥルの種目のみ。海外の大会はトゥルでもセコンドをつけて行うので、フランスチームの選手についていただき、試合に臨みました。何度か一緒に稽古もしているので、私のコンディションや性格も理解したうえでアドバイスをして頂き、無事表彰台にあがれました。
去年に続き一歩足りない銀メダルでしたが、継続して海外の試合で入賞できたことが自信になりました。
2日目には「オランダの代表チーム」対その他参加国で構成した「世界の代表チーム」のチーム対抗戦が行われました。いくつかのカテゴリーで各チームのメンバーが対戦し、合計獲得旗数を競うイベントなのですが、「世界チーム」の型1段の代表メンバーを務めさせていただきました。
はじめての一段高くなっているセンターコート。そして、はじめて自分以外のメンバーの勝敗に責任をもつチーム戦。大会参加者とその応援に駆け付けた観客全員が見ている中での試合でした。無事5-0で勝ち、「世界チーム」の勝利に貢献できて、安心しました。
大会では、様々な国の方に声をかけていただき、日本のテコンドーや稽古についても色々と聞かれました。自分の試合の結果以上に、日本のテコンドーに興味を持っていただけたこと、よい印象を持っていただけたことが嬉しかったです。
最後になりましたが、ご指導いただいている先生方や先輩方、快く送り出してくれた会社と同僚たち、応援してくれる人たち、およびこういった機会を奨励してくれている日本ITFテコンドー協会に感謝しております。
ありがとうございました。
大阪淀川テコンドークラブ
西村千絵子