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ITFワールドカップ2018 シドニー レポート

2018年12月2日

ITF ワールドカップ 2018 シドニー レポート

去る2018年9月27日から10月1日までの5日間、オーストラリアのシドニーにて第7回ワールドカップが開催されました。今年はジュニア、学生からの参加が非常に多く、日本チームとしての出場者は過去最多となりました。

大会競技では、型、組手、パワーブレイキング、スペシャルテクニックの全競技において、世界各国の名だたる選手たちと同じトーナメントに参加し、彼らの洗練された技術に驚かされつつも、それらに劣らず健闘し、見事金メダル3つ、銀メダル6つ、銅メダル6つという過去最高の素晴らしい結果を残すことができました。
中には日本の選手同士で決勝戦を行うカテゴリーや、表彰台にのぼる4人のうち3人を日本人が占めるというカテゴリーもあり、選手全員がワールドカップという大舞台で練習の成果を十分に発揮しました。また、日本の選手たちの活躍する姿を見て、絶賛する海外のコーチもたくさんおり、同じチームの一員として私も誇らしく感じました。
たくさんの国が日本の選手に対して、日本という国に対して、“強い選手”、“強い国”という認識を改めて持ったことでしょう。そして、次回の世界戦からは日本人選手に対しての警戒はよりいっそう強くなり、対策はより入念に講じられることは間違いないでしょう。
日本チームにとってその技術の高さを世界に示すこととなり、非常に意義深い大会でした。

今大会に臨むにあたり、数回にわたり強化練習を開催し、指導してくださった先生方、応援、支援していただいた保護者の方々、私たちが不自由なく練習できる環境を提供していただいた各道場の関係者の方々、そして、勝利を目指し、ともに練習し互いに刺激し合ってきた仲間たちに感謝しています。また、今後も彼らの存在への感謝を忘れず、テコンドーを続けていきたいと改めて思わされる大会でした。

最後に、今大会に出場する機会を与えていただいた日本ITFテコンドー協会に感謝しています。ありがとうございました。

ITF-JAPAN事務局

カテゴリー:イベント,大会結果
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