ITF テコンドー世界選手権大会2017 アイルランド レポート
2017年10月31日
去る2017年10月10日〜15日、アイルランドの首都ダブリンにて、世界各国より一千数百名の選手が集う国際テコンドー連盟傘下最高峰の世界選手権大会が開催され、本会からも、ここへ20名弱の日本代表選手団を組織し、参戦しました。
そして、柴崎貴志選手(東京・六本木道場所属副師範)が2段トゥルの部で準優勝を果たし、西村千絵子選手(大阪・淀川道場指導員)が、第三位入賞を果たしました。西村選手はオランダカップや前回のワールドカップにおいても好成績で入賞しているところから、今大会会場でもオランダカップのPR用看板に掲載されるほどの認知度ぶりでした。
今大会では、久々にハイレベルな日本のトゥル(型)技術を世界へアピールすることのできた大会となりましたが、一方、マッソギ(組手)競技をはじめとする他の部門では、厚い壁が立ちはだかり高身長な欧米選手を相手にどう攻略して行くか、等、引き続き課題を課せられた大会でもありました。
また、今回は世界戦開催前にITF技術委員会による高段位審査会も設けられ、本会の豊永誠史師範(東京・光ヶ丘道場所属)と長屋千亜紀副師範(岐阜テコンドークラブ所属)が他の国からのマスター志望者たちに混じって審査を受けましたが、無事、好評価で審査を終えることが出来ました。
ITF-JAPAN 技術委員長 師賢 金 省 徳