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    2010年3月11日

     

     

    ITF総裁 トラン・ トゥリュクァン師聖(9段)がハイチで震災に見舞われお亡くなりになりました。

    テコンドーを通じ崇高な武道理念をその生涯を通じ世に普及された偉大な人物が思いがけない事故によって亡くなられたことは非常に残念でなりません。

    故トラン総裁はテコンドー創始者であった故チェ・ホンヒ先生の高弟として40数年の間、テコンドーの普及と発展にご尽力された人物です。特に理工学に長けた彼はITFテコンドーの技術的根幹となった「サインウェーブ」の解明と普及に誰よりも貢献された人物でした。

    彼はテコンドーが始めて海外に普及されることとなったベトナムの地で始めてテコンドーに触れ、以来、戦争で多くの家族を失い、また難民としてカナダの地へ渡り苦難の末、大学で機械工学の知識を身につけました。そしてエンジニアとして成功を収めながらも、常に武道理念の普及に関心を寄せて来られた人物です。

    第二期総裁に就任された後も故チェ総裁同様、勢力的に海外を飛び回り(一年のうち10ヶ月)、それまでの加盟国とテコンドー会員の数を飛躍的に増進させるという偉業も成し遂げてこられました。

    同じ志を持つ我われも一層の精進と努力を重ね彼の偉業を引き継いで行くことによって彼の生きた痕跡を輝かせるのだと強く信じて止みません。

    彼のご家族へ心よりご冥福をお祈り申し上げます。

    会長 忠岡 信彦
    理事長 金 省 徳

    以下 ITFオフィシャルページに掲載された翻訳文

    「甚大な悲しみと共に、ITFは先日ハイチにて起こった大地震によってトラン・トゥル・カーン総裁(9段)が亡くなったことを告知いたします。

    私たちは総裁の家族からハイチの首都、ポルトープランスにあるホテル・モンタナの倒壊した瓦礫の下から総裁の遺体を発見したと知らされました。

    彼の遺体は何トンもの瓦礫の下から見つかり、ハイチにあるカナダの大使館によってその死が確認され、身元はカナダの領事局と共にハイチにて働く災害識別チームによって確認されました。

    彼の身体は2月14日日曜日にカナダに送還されるでしょう。

    我々の気持ちをトランファミリーに送ります。私たちは心からの追悼が彼らに届く事を望みます。

    副総裁であるアルゼンチンのパブロ・トラステンバーグは言います。“トラン総裁の死を聞き、悲しみにくれています。そして今もショックから立ち直れません。ITF、そしてテコンドーはチェ・ホンヒ総裁の意思を継ぐ偉大で、強く、そして優しい指導者を失いました。彼は永遠に私たちを動かす模範となるでしょう。我々はこの深い弔意が彼の妻、子供、孫、そして兄弟に届くよう祈っています。トラン総裁がハイチという国でその命を失ったということは非常に意味深い事です。なぜなら彼は発展途上国においてテコンドーが強い市民権を得る事が大きな貢献となると信じていたからです。彼はポルトープランスにてテコンドーの練習生と会うために時間を設けていました。しかし我々は既に彼を失いました。”

    世界中の全てのテコンドー修練者に次のウェブサイトより、トラン総裁との思い出や彼の家族に対する弔意を綴る事を招待しています。

    http://www.itfnz.org.nz/commemorative/grand-master-tran-condolence.html.

    トラン総裁は2003年からITF総裁に就任されました。2007年にはもう一度選出され、第2期を勤められていました。

    ITF理事会はあなた達と共に、愛すべきトラン総裁とその家族に弔意を表します。

    我々はすべてのITF加盟国における絆と友情が永遠に堅調を維持強化される事を信じています。」

    ※ITFは現在総裁不在のため、時期総裁選で総裁が決定されるまでは規約に基き筆頭副総裁であるパブロ・トラステンバーグ師聖が総裁職を代行しています。

     

       
     
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