(社)日本ITFテコンドー協会について

協会役員挨拶About ITF Japan

会長挨拶

会長

新年度、新学期が始まり、日本ITFテコンドー協会会員の皆様におかれましては各方面でいっそうご活躍のこととお喜び申し上げます。
さて、私こと忠岡信彦は、このほど日本ITFテコンドー協会会長に就任致しました。ここに謹んでご挨拶申し上げます。

 本協会の目的は会員の皆様にとってより快適なテコンドー修練の環境を作り上げ、日本中にテコンドー精神を普及させるよう努めていく事にあります。理事・役員一同、一致協力して、皆様の声を大切にしながらこのような環境を整えられるよう、運営してまいりたいと思います。

 今後は努力の汗をかき、微力ながら協会のいっそうの発展に尽くす覚悟でおります。至らない点も多いかと思いますが、これからも会員の皆様の変わらぬご支援ご協力をお願い申し上げます。

忠岡 信彦
1958年5月23日生

学歴および職歴

  • 1977年 3月 学習院高等科卒業
  • 1978年 4月 東京慈恵会医科大学入学
  • 1984年 3月 東京慈恵会医科大学卒業
  • 1984年 5月 第77回医師国家試験合格     (医籍登録番号 第284728号)
  • 1984年 5月 東京慈恵会医科大学付属病院にて外科研修開始
  • 1986年 4月 同上修了
  • 1986年 5月 東京慈恵会医科大学外科学教室医員
  • 1989年 1月 東京慈恵会医科大学外科学教室助手
  • 1991年11月 医学博士の学位受領
  • 1997年11月 東京慈恵会医科大学外科学教室講師 (専門は胃癌の外科的治療)
  • 2000年 5月 同上退職
  • 2000年 7月 千葉県市川市にて胃腸科・外科医院開業(継承)現在に至る。

 

その他 (所属学会名・役職等)

  • 日本外科学会、日本癌治療学会、日本胃癌学会、
  • International Gastric Cancer Association
  • 日本外科学会認定医(第3274号)    日本外科学会指導医(第515号)

 

賞罰

1993年度 東京慈恵会医科大学外科学教室 最高研究者賞

武道歴

  • 1974年~75年 和道流空手を学ぶ     
  • 1978年~84年 東京慈恵会医科大学  空手道部在籍
  • 1987年      静岡県清水市で少林寺拳法を学ぶ
  • 2004年5月 ITFテコンドー(キムズジム用賀)入門 
  • 2008年3月 昇段

理事長挨拶

理事長

 我々は武道団体である以上、『強さ』に対して正しい理解を持ち、そしてそれを追求していく必要があります。
 我々は普段の練習では主に人を傷付ける練習を行っています。では人を傷付けることに長ける者が強いと言えるのでしょうか。
 私は強さというものを『あるべき姿でいること』と理解しています。
 単純に競技者という立場から考えれば、勝つことがあるべき姿です。なので勝者が強いと言えるでしょう。しかし最も重要なことは、人と人との関わり合いにおいて、人間としてどうかという事です。
 人間としてのあるべき姿を実践しようとするときに、必ずその裏に『自分』という弱さが表れます。その『自分』と向き合い、自分をあるべき姿に変えていくことが、本当の意味での修練だと思います。

 また自分を変える術として、『行いには心が伴う』という考え方が武道には一番大切だと思っています。
 武道には礼があり型があり、その一つ一つは動きが決められた作法と捉えることができます。そしてその動きを整えることが心を整える、乱れない心を身に付けることに繋がっていくということです。
 武道の作法から枠を広げ、実生活に目を向けるとそれは『習慣』となります。普段何けなく行っている習慣が、実は自分たちの心を作り、考え方を作り、生き方に大きな影響を与えるということです。
 道場においてもこの習慣に目を向け、より良い習慣を意識することがより良い心の育てることになります。
 靴を揃えることは心がきちっと揃います。気持ちの良い挨拶は気持ちの良い人間を作ります。正しく道着を着ることが心を正しく整えます。練習の終わりに正座をして背筋を伸ばし、目を閉じて黙想を行うことは、心を正し、自分と向き合う習慣となります。
 常に行いと共にある心のあり方に目を向け、実践していくことが武道を通して心を磨いていくということだと思います。

 当団体が武道を通して、より広い世界にその価値を生み出し、貢献していけるよう、努力していきたいと思います。

2019年1月8日
一般社団法人 日本ITFテコンドー協会
理事長 岸玄二


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