イベント

ITF トラン・クァン総裁・来日セミナー ~有段者対象セミナー~

2004年8月28日

~有段者対象セミナー~
2004年8月29日(日) 15:00~19:00
六本木「ボディプラント」

有段者セミナー参加者のみなさん。
2列目の左から、カート・オッテセン師範、土田貴彦師範、トラン・クァン総裁
金省?師範、ノーマン・バーナード師範
(写真はクリックすると拡大されます)

 
現・ITF総裁のトラン・クァン師賢(8段)の来日セミナー2日目は、有段者対象のセミナーでした。

内容は、主に競技マッソギにおける実践的なテクニック。
競技に勝つ目的を達成するために必要なことについて、総裁オリジナルのレジュメで説明があり、
ステップのヴァリエーションのレクチャーとその反復練習、
2対1のマッソギを想定して、ゲーム感覚で相手をさばく練習、
また、相手の攻撃に対するガードの様々なパターンなど、
非常に盛りだくさんな内容でした。

セミナー時間は4時間程度。
しかし、その間、ほとんど休み時間はありませんでした。
そして、トラン総裁は、セミナー中ずっと話をしたり動いたり、指導をしていて、
底知れぬパワーと情熱を感じました。
受講している私たちには、4時間という長丁場がとても短く感じられました。

今回、運とタイミングに恵まれて、総裁をお迎えすることができましたが、
また、このような機会が持てることを期待したいものです!

 

2日目のセミナー、開始 トラン総裁オリジナルの
レジュメを見ながら
説明を受けています
本日も、筆記用具持参で
セミナーを受講
オッテセン師範とともに、
これは間合いについての
説明でしょうか?
すべてご自分で見本を見せながらの
説明なので、とてもわかりやすいです
金省?師範からも
質問がとびます
準備運動をして
実際に身体を動かして
レクチャーを実践!
相手を置いて、
マッソギのときのステップワーク
について説明しています
トラン総裁の号令に従って
ステップワークの練習
説明の内容を
自分で反復して
試してみます
トラン総裁が
実際にステップを見せてくれる
動きが速いです!
私も試してみようっと!
2人1組になって
相手の攻撃を
ステップでかわす練習
相撲みたいですけれど、
実は、トルリョチャギに対する
カウンターの練習の前振りです
熱心に説明をされる総裁
ご自分も全く休みません!
2対1のマッソギにも対応、
ステップを使って、
相手の攻撃をさばく練習です
金師範もステップの練習に参加 練習なのですが、
ゲーム感覚で
なんだかとても楽しい!
時間が経つにつれて、
元気さを増して、
言葉も多くなる総裁!
相手の攻撃への対処方法を
実際に見せてくれています
チルギとチャギに対応する
手を使ったガードの方法。
ボクシングテクニックのようです
壁を背中にして
相手の攻撃を受ける練習
総裁が見本を見せてくれました
ブロックが多彩で、しかも速い・・・
マッソギの際の攻撃部位を
9つに分割して
説明してくれました
2人1組になって、
ブロックの練習
1人は壁を背にして
相手の攻撃をブロック
フェイントを使ったりして
相手の隙を狙ってくるのを
ブロックします
チルギは、上段だけでなく
中段(ボディ)も狙って
高段者同士になると、
同じ動きでも
非常に速いです
非常に長身のオッテセン師範
リーチも長いので
ブロックも大変そう
総裁のアドバイスを受けながら オッテセン師範と金師範 これはダッキングの練習
ボクシングテクニックのダッキング、
英語では、「ドッジング」と
言うようですね。
ボクシング・テクニックは
テコンドーでも必須です
昇段審査でも
鋭いパンチを放っていた
速水副師範です
このブロックテクニックは
パンチだけではなく
もちろん蹴りにも対応
相手の蹴りを
ブロックする練習
今度は攻撃側が
相手の部位を
正確に捉える練習です
間合いをきちんとあわせて
とっさに出てきたミットを
狙って蹴る!!
最後はホシンスルの練習 トラン総裁のホシンスルは
とても実践的なのだそう
自分が倒れたときも、
とっさに取るべき姿勢を
教えてくれました
ホシンスルは、
正確に動作が
特に要求されます
土田師範も、
一緒にホシンスルを
練習
このときの手の角度は
こうなって・・・・
段位があがれば
ホシンスルも
厳しく要求されます
ホシンスルも含めて
すべてテコンドーの技術だと
いうことが強調されます
セミナーを終えて、
総裁の講評
通訳の山本副師範、お疲れ様でした!
セミナー受講者には
受講証が渡されます。
金師範も受け取ってます
引き続き、土田師範も
とても熱心に
ノートをとっておられました
   
来日された総裁と師範に、
日本のカジュアルウェア
「じんべえ」を贈りました!


カテゴリー:イベント
»